タレパン加工(2)
今回はタレパン加工時の動きを追ってみます。
材料を機械にセットしてプログラムを動かすとクランプが縦横に移動します。ターレットの赤い丸は
機械の打ち抜き位置(固定位置)です。材料の打ち抜きしたい場所を縦横移動させていきます。
図のように1の丸い金型で2か所の穴をあけました。
この動きはプログラムで制御しますので人は材料をクランプにはさんでボタンを押すだけです。
ターレットが回転して2の金型に変更し、縦横に移動させながら打ち抜いていきます。
横長の角穴を少し重ねながら繰り返し抜いていくと図のように長い角穴になります。
このような打ち抜き方法を二ブリングと呼びます。
続いて3、4の金型に変更し、打ち抜いていきます。
打ち抜きがすべて終了すると開始位置に戻ってきます。材料から製品ブランクをはずしてタレパン加工終了です。